セミナー講師の舞台裏

ニカさんセミナー講師.JPG

8月に入ってから、ニカさん(エルグデザイン:二階堂隆)は、5回ほどセミナーの講師を行いました。内訳は、 ・中小企業100社程参加頂いた、企業ブランディングのセミナー。 ・4社が参加して行ったワークショップ形式のセミナーの第一回目。 ・取引先の企業で行った、ものづくりや発想についてのセミナー。 ・品川区では約20社の製造業に向けた、デザインと企業ブランディングのセミナー。 ・桑沢デザイン研究所にて学生に向けた、ものづくりと3D活用のセミナーなどです。 今回、私は会場には同行しなかったので、セミナー講師の舞台裏を披露しますね。 ベースはデザインのお話ですが、開催先も受講対象もバラバラです。 セミナーの講師をご依頼された場合は、受講される企業や業種を事前にご案内頂き、できるだけ各参加者にとって有益な情報をお伝えできるよう、準備します。 ニカさんの場合は、そこにとても時間をかけています。 なので当然、パワーポイントの資料は、受講者向けに毎回が新規オリシナルです!

セミナーの準備.jpg

またテーマの起承転結と時間配分も、実際の時間の流れを確認しながら調整しているようです。 「受講者の記憶に残って欲しいポイントをどこにもって来るか」の構成にも結構悩んでいるみたい。 「練習がてら、私の前で一回セミナーやってみて」と言っても、同じ話を人前で言ってしまうと、新鮮さと緊張がなくなるからダメなんだそうで、黙々と一人でやってます。 セミナーに参加される方は真面目に取り組んでいただいているのですが、緊張ばかりでは続きませんので、落語研出身のニカさんとしては、受講者の緊張をほぐしながら、できれば笑いも取りたい所です。 「G-SHICKの話は、ウケるのだけれど、本当にお伝えしたい事の本質とは違うからな〜…」 などと、緩和の部分をどの程度加えるかのさじ加減にも悩ませているようです。 今週行ったセミナーは、主催者側から、とても好評だったというご連絡を頂き、大変嬉しく思っています。 特に好評だったのは、デザインのビフォー・アフターだそうです。 エルグデザインが関わる前と関わった後の製品を比較する事で、製品の完成度の違いとデザインの意味を実感して頂けたのだと思います。 実際の画像を見て、「なるほど!と共感してもらえる事がポイント」と申しております。 デザインの意味を理解して頂くために、毎回工夫してお話しています。 受講された皆様それぞれが持ち場に帰って、共感して頂いた所から具体化して頂ける事を心から期待しています。

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コメント

  1. gop より:

    ご苦労様です、プレゼはウケも大事ですからね。
    ibさんは世界中伝道して回ってますよ(現地語で)
    しかしあっと言う間に八月も終わり、今年もあと四ヶ月。
    取りあえず来月お酒持ってお邪魔しますー。

  2. ヨシコ>gopさん より:

    ibさんには向いているのでしょうね。
    もしかして、英語だけでなくフランス語も中国語も
    ペラペラになっていたりして? (=^^=;) 
    もう秋の料理になりました。
    それでは来週、お待ちしていま〜す!