日本経済発展のため、平成27年度も大規模に新製品・新技術の研究開発への助成金が交付されます。
デザイン開発も助成金の対象になり、中小企業のモノづくりにデザインを取り入れる事が奨励されています。
賛否両論ある助成金制度ですが、ここ数年助成金を利用された企業とお付き合いして来た上で、私なりに考えをまとめてみました。 あくまでも「新製品開発(モノづくり)助成金について」の個人的な見解です。
●中小製造業で新製品の開発をする場合は、助成金は有効に活用すべきと考えます。 近頃の助成金は人件費の出るもの多く、開発資金は1/2〜1/3で済むので、金銭的な負担は大変少なくて済みます。
●助成金獲得のために、相当なマンパワーがかかります。 専門的な記述も必要となるので、最寄りの商工会や、公的な施設のコーディネータ(場合によっては有料)の協力を得る方が合理的と感じます。
●申請書は専門的な知識を掘り下げて記述するより、「市場の将来性」や「世の中を良く変える事ができるか」をアピールすると共感が得やすいと思います。これは、開発を進める上でも大切なキーワードになります。
●助成金は、税金です。 安く得た資金と考えず、将来につなげる成果を残す事を絶対条件の心構えで望んで欲しいと思います。
以下は、これまでの失敗事例です。避けて通れない痛い経験ですが、あえて…
× 元々の企画が「市場性が、あり得ない…企画」だった。(これは申請を認可した役所に問題がありです)
× 企業側の「技術的に可能である」という前提の見極めが甘く、力不足で不可能に終わった。
× 医療認可など、製品開発とは別次元の問題が発生して製品化が困難になった。
事例ごと、それぞれに予期せぬ問題が生じます。 開発業務とはそれをひとつづつ解決して行くものと考えますし、100%の成功は無いと思います。
常に100%への途中段階であり、途中、不成功のまま眠ってしまう開発事例もあります。 それでも日本のモノづくりの将来のために、助成金獲得のチャンスを活用していただければと思います。
経済産業省「デザイン開発に係る技術」の追加 東京都中小企業振興公社の助成金事業
皆で、応援しているよ!(チャップリンブラザーズ)
コメント
業務連絡
クニちゃん、今年は花見は来れるそうです。
業務連絡ありがとうございました!
4月4日は先約がありますので、
翌週まで桜が待ってくれると嬉しいなぁ
と願っています。(*^_^*)
税金は有意義に使ってもらってこそ、払った甲斐があるのよね。
さっき青梅警察にジジの運転免許返納の件で電話したら、態度がものすごく悪く、
さっき警視庁に苦情のメールを入れたよ!!
ため息つきながら電話に出て、忙しいからって、直接こっちへこいってさッ。
国民の税金を使って、あの威張った態度はないわさ!
チャップリンブラザーズがヒゲの刑事に見えてきたけど、こっちは癒されるよね。
カネゴンのお怒りはごもっとも。 ( ̄□ ̄;)!!
事なかれ主義でだまっているよりも
勇気を出して正論を声にしよう!
それでこそ、まっとうな社会に近づくって言うもんよ。
青梅市の助成金の選定も、今までモノづくりに関わった事のない
市役所の観光課がするんだよ。
モノづくり助成金の選考員として、ニカさんも協力するっていうのに
音沙汰無し。波風立てないでくれって言う感じ。
既得権益のぬるま湯に一石を投じるのも、社会貢献だわね!