禁酒体験

ニカさんの胃からピロリ菌が発見されて半年、このたびやっとピロリ菌退治の投薬療法を行った。 この治療への腰が重たかったのは、薬を飲む7日間、禁酒をしなくてはならないという、気の遠くなるような悪条件のおかげだ。 私たちにとってお酒は料理を楽しむ上でなくてはならない物、大げさに言えば人生を楽しむ時間には欠かせない物だったので、ここまで休肝日なんて無しの皆勤賞!(…って自慢になるのか?) それでもニカさんが決行を決意したからには私も一緒にお供しましょう、一週間の禁酒体験。 先ず夕飯のメニュー作りに困惑する。 今まではビールのおつまみから始まって、全体に酒の肴になる品が続き最後におしのぎという輝かしい流れだったのに、突然主食が登場するしかない。 おかげで食事時間はあっと言う間で、その後を支配するのは手持無沙汰な空気と長い夜。 近頃は夕餉には2時間位かけているのが当たり前だったけれど、人生の限られた時間の使い方という意味では一考の余地ありか。 この時間を勉強に費やしたら人生変わるかもしれない。 結局は考えたあげく(←真剣に考えているとは言い難いが..) [適量のアルコールでリラックス+美味しく食す+脳が喜ぶ+話も弾む=生きる喜び&明日への活力!]という方程式から、晩酌は捨てがたい時間であるという結論に達したのでありました。(かなり強引だったかも…) 自信となったのは、途中禁断症状もなく、どうやら私たちはアルコール中毒ではなかったという事実。 これでまだまだ当分はゆっくり夕餉時間を楽しめそうです。 それがとてもありがたい事、と感じられるのが今回の1週間の禁酒の一番の成果かもしれません。

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コメント

  1. カネゴン より:

    禁酒が終わって、これからは食欲の秋。
    次にやらなくてはいけない事は‥?
    次はビリーの報告をお待ちしています。

  2. ヨシコ より:

    お借りしているビリーのVDV。
    この頃すっかり秋めいて来たので、「まだ暑いからなあ…」
    という言い訳も通じなくなって来ました。
    そろそろこちらも重たい腰をあげる事にいたしますか。
    乞うご期待!