G-SHOCK 特集-3
遅ればせながら、昨年のセミナーからの小耳はさみニュース続報です。
G-SHOCK開発ストーリーとして有名な「10mの高さである会社の3階のトイレの窓から試作品を落として耐衝撃の試行錯誤を繰り返した逸話」は実話です。
なぜトイレの窓などという日陰の場所だったのでしょうか。
その答えは「会社からも他の社員から白い目で見られていたので、こっそりトイレの窓から投げるしか無かった…」らしいです。
今から28年も昔の開発チーム「PROJECT TEAM Tough」の青春時代のお話です。
G-SHOCK開発は、誰からも期待されず、どこからの口出しも無く、その分とても 自由な発想で商品開発ができたそうです。
ここでおまけのエピソード。
二階堂は、落下させた試作品を毎回3階から庭まで取りにいくのが面倒なので「いっそ紐でも付けて落としたらどうか。」と設計の伊部さんに提案した事がありました。 すると「それでは紐が邪魔して自由落下の条件を満たさないから駄目!」と即刻却下されたらしいです。その時二階堂は、なるほど〜!の設計魂に感服したそうです。
■左からG-SHOCK1号.2号.3号(全て復刻版:写真はカシオ計算機デザイン部提供) :クリックで拡大します