私は子供の頃、親に「美子、を英語の名前にすると何になるの?」と聞いた事がある。
親「美子はヨシコだよ。」
私「そんなはずない!」
親「….あえて言えば、美しい子、ビューティフル・チャイルドかなあ。」
私「そんな変な名前のはずない….マリーとかエリザベスとか、そんな名前になるはずなのに!」
その時、親の無知を残念に思った記憶まである。
今思えば、なんと申し訳ない事か。
カさんは、子供の頃、 「二階堂 隆」を英語で言うと「タカシ ニカイドウ」になる! という事実を知った時、 「僕はジャガイモを食べたい」は「タベタイ ジャガイモ ボク」 と日本語のまま、順番を違えて言えば良いんだ!と思ったそうな。
どちらも、昔、まだまだ情報が少ない頃、 野山を駆け回っていた日本の田舎の子供のお話です。
余談 私の名前は、哲学の「真・善・美」から「美」の一文字を選んで付けられたそうです。
ちなみに弟の名前は「善」の一文字から「善一郎」。
女の子なので子をつけ、男なので一郎をつけただけというのは、やや安易な気もしますが そこにはちゃんと、親のありがたい思惑があったのでした。