芝刈りと料理とアートの夏

遅ればせながら真夏の陽気到来です。
金曜日は熱中症警戒アラートの中、多分今期1番暑い中での芝刈りを決行しました。(そうあって欲しい…)
ニカさんが芝刈り機で全体を刈り込み、私がバリカンで端刈りをしながら芝のライナーや雑草を抜いて仕上げるという役割分担です。

作業を始める前は気が重たいのですが、途中からグダグダな暑さが快くなって来ます。翌日のお肌の調子も、心なしか良いような。
汗を流しながら黙々と労働するのは、心と身体のデトックスになるようです。

先に上がるニカさんは、軽くシャワーを浴びてから、ランチ作りも担当。
この日はアンチョビとキャベツのペペロンチーノ・特盛(もちろん完食)でした。
肉体労働の後の食事とビールは格別で、さっぱりした庭を眺めながらのノンビリランチは、夏一番の醍醐味かもしれません。

この日の夕食メインは、ゴーヤチャンプル。(夕食担当は私)
昼はニンニクとアンチョビ、夜はナンプラーと我が家の炒め物は怪しげに臭うかも。
ご近所迷惑かなぁ。


さて、今週のニカさんの作品は「青梅・雨の街角」です。
実際は小雨だったので路面はそれほど濡れていませんでしたが、デフォルメして雨に煙る情景になりました。

私の作品は、先週に続いてオーストラリアからもう一枚「アボリジニの少女」です。
ウルル-カタ・ジュダの風景に青い瞳で金髪のアボリジニの少女を描きたいと構想し、モチーフの写真のままでは寂しいので、明るい光を当てた中を走らせてみました。猫のはずだったのに、タヌキだよ…。な〜んでか?

水彩画には書道筆も使えるという情報があったので、父の遺品の筆を引っ張り出しました。どこかでお土産で買った品なのか、どれも新品です。
今回の絵の中のブッシュに使ってみたら、いつもと違ったタッチに仕上がりました。

アボリジニの美的センスは、独特で魅力的です。
下の写真は旅の途中でアボリジニの土産物屋で買ったサラダサーバーとアイマスク。
素朴だけれど、とてもモダンで温かみのあるアートです。

持っているDNAの違いを実感します。
この力強くておおらかな感性、羨ましいです。

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コメント

  1. アトム より:

    確かに真夏の庭作業はデトックス効果があるね
    自分は下戸だから水風呂に沈んで血液温度を下げる時が至福です

    ニカさんの元写真、こんな(失礼)画像で絵を描くの?と思うけどスケッチは流石だね~
    最近は水面や濡れた路面、夕景と得意なモチーフを重ねて素晴らしいと思います
    ヨシコさんのアボリジニもそれぞれが好きな画題にしてから
    それぞれの世界観で表現して自由さが伝わってきますね

    ウチは例年の東京から3家族が集まるお盆も中止し、施設の親とも面会中止のままで
    いわゆる実家の整理を数ヶ月続けている毎日です

  2. ヨシコ より:

    >アトムさん
    アトム家も、家庭菜園で良い汗流してますね。
    庭仕事で採れた夏野菜は最高の美味でしょう。

    こちらもお盆の帰省は中止です。
    田舎なので、近所から白い目で見られるのも居心地悪いしね。
    浜松にも行きたかったけど、当分無理そう。

    お互いに、どこも行けないステイホームの夏を何とか乗り切りましょう。

  3. カネゴン より:

    残暑お見舞い申し上げます!
    梅雨が明けたから、庭を片づけてと思ったけど、暑くてダメだわ。
    天気予報の熱中症注意を理由にさぼりっぱなしよ。

    ニカさんの雨の青梅は「寂れ感」がでて良いわ~(ホントは良くないけど)
    ヨシコちゃんの猫をタヌキと言ったら、茶々丸は大ダヌキだよ。

    アボリジニの工芸品を見ていると、アイヌ織を思い出しちゃったよ。
    長く受け継がれている民族の物は、色合いやデザインが新しいものと違う
    自然を感じるね。

  4. 直子 より:

    前も見たけどきれいに芝を刈るんだねえ。
    見ていてとっても気持ちいいよ。
    いい汗をかいた後で、ニカさんの振る舞いでビールだなんて最高だね。

    ニカさんの絵は写真みたいにきれいだ。
    青梅はこんな街なんだね。
    よっちゃの絵は想像力を働かせていていいね。
    おじさんはこんな立派な筆を持っていたんだね。
    私は父の形見はなぜかたくさん持っていた財布の中のひとつをもらってきたよ。
    そこにへそくり、というか、予備費を入れてます(^_-)-☆
    基本的には使わないいざという時のためのお金です(ほんのわずかだけどね)

  5. ヨシコ より:

    >カネゴン
    夏本番と思ったら、もう残暑だね。
    私も金曜は庭仕事、土曜日は自宅の掃除をしたらバテバテで、今日はゴロゴロしてるよ。

    青梅の寂れ感ね…。コロナで益々加速しそうで怖いわ。(-_-#)
    そうか、この猫は茶々丸にそっくりな猫をモデルにしたのよ。
    タヌキで正解だったのね!
    茶々丸がウルルをのしてるなんて夢があるでしょ。

    確かに土着的で、アイヌ文化も似ているね。
    伝統文化も昔のままでなく、少しずつ変化しながら
    現代生活の中にも溶け込んでいる所が良いと思ったよ。

  6. ヨシコ より:

    >ナオチャ
    ウチは自宅に引きこもり生活だから、庭には手をかけられるんだよ。
    ニカさんが気持ち良く料理を作ってくれるのは、本当にありがたいよ。

    青梅は、昔の宿場町で昭和の名残のある街なの。
    でも今は元気がないよ。どこでもそうかな。

    へ〜、ナオチャのおじさんは財布マニアだったの。(*^^*) 
    おじさんが守ってくれて縁起が良さそうだから、へそくりも増えるんじゃない。

    私はこの筆をもらって来た経緯は忘れちゃった。
    でも父が守ってくれるから、益々上達するのだわ!