パッケージをデザインしたお仕事が商品化され、先日出来上がりホヤホヤを送っていただきました。
社長は、10年来の「マスクの不快さを軽減させる製品を出したい。」という夢を実現されたところです。
今回社長からお話しを伺った時は、正直なところ商品化は難しいのではないかとお話ししましたが、社長の熱意は少しも揺らぎませんでした。
そして製品化され、コロナ感染が収まらない中、ぼちぼち追加注文が出始めたようです。
苦しいコロナ禍、マスク生活が快適になるこの商品で救われる人たちがいる。
社長、ご苦労されて世に出した甲斐がありましたね。
戦争の傷痕も忘れられた頃の昭和に生まれた私です。
誰も生まれる時代は選べませんが、良い時代に生まれたと感謝しています。
今ほど社会が窮屈でない頃青春時代を過ごし、自由で平和ボケしてこの年まで生きて来られましたから。
コロナ、侵略戦争、核の危機、異常気象、インフレ、貧困、政治家やジャーナリズムの堕落など、気づけば世の中、危険だらけになっていました。
かと言って、カルト宗教では救いなんて絶対に得られるはずもありません。
今週は救いを求めて、塩船観音寺を背景に観音猫を描いてみました。
額の赤点は、仏様の眉間にある白毫(びゃくごう:だそう..)で、猫たちは観音菩薩の化身なのです。
猫を神々しい表情にしたいとトライしましたが、難しいです。
白地に白い猫も、難しい。
日本の神社も、難しい。
でも、ああでもないか、こうでもないかと試行錯誤しながら描いている時間は、浮世を忘れ救われている私なのでした。
コメント
私は仕事でいつもマスクしてるけど、肌が丈夫な私でさえ安いのを使うと当たる部分が
痒くなることがあるからね。
苦労してる人も多いと思うから、ありがたい商品なんだろうね。
デザインも清潔そうで、やわらかい感じが出ていて良いよ。
観音猫は近寄りがたい感じがするね。
お狐様が乗り移ったような‥
この先、何者も通しません!って感じで魔除けになるよ。
少なくとも77年間も国土が戦禍に蹂躙されず
戦後復興、朝鮮、ベトナム戦争景気に学生時代を過ごした自分たちは全くもって平和ぼけしています。
民主主義は勝ち取ったものではなく、天から言われたあたりまえのモノ。
昔は末は博士か大臣かといわれたけど、だれも志をもって政治家を目指さない日本。
やっぱり今後は神頼みなんでしょうか。
観音猫も愛想が尽きたという表情をしてますね。
>カネゴン
ウチのような生活は、マスクをかける時間が少なくて済むから、その大変さはわかってなかったわ。
そのストレスが少しでも軽減できれば、商品の価値があるんだね。
使ってくれる人も喜んで、社長にも儲けてもらって、皆がwin winになると良いな。
デザインや絵の評価もありがとう。
褒めてもらえた部分は嬉しいし、いつもカネゴンの独特の評価は楽しませてもらっているよ!
>アトムさん
これまで平和ボケしていられただけでも儲け物だったと思いましょう。
しかし代償は大きそう。
ソ連崩壊の時は、これから世界は一つになると思ったのに
30年後がこんなふうになってしまうとは。
救世主を求めたくもなりますね。
いつもアトムさんの辛口コメント、戦々恐々としながらお待ちしてます。
マスク用パッド?
マスクの下に充てるのかな。
私はコロナになる前から今のスーパーに勤めだした時から毎日マスクは必需品だったよ。
最初は職場のやつを使っていたんだけど薄くて耳が痛くなるので自分で買ってそれをつかうことにしました。
みんな結構そうやっているみたい。
そうそう、私たちはきっといい時代に生まれたんだよね。
高校時代が私は一番楽しかったみたいだ。
お寺の前の猫ちゃんたちの姿に癒されるよ。
>ナオチャ
ナオチャの職場は1日中マスクは欠かせないから本当に大変だと思う。
これはマスクの上部の内側に貼るパッドだよ。
柔らかな不織布の中に小さなウレタンスポンジが入っていて鼻にフィットしてくれます。
特に冬はメガネの曇り止め効果もポイントです。
私たちの高校時代は、本当に呑気な時代だったね。
朝、遅刻しそうになりながら電車と並走したら、電車は駅で待ってくれたものさ。
電車は1時間に1本か2本しかなかったものね。
でも良い時代だった。
絵へのコメントもありがとな!