大雨と共感力と親子関係

昨日の雨はすごかったですが、こちらは大きな被害はなく通り過ぎてくれました。

それでも霞川の水かさは2m程度増したようで、植物はなぎ倒されていました。(霞川水位監視カメラより)


この川辺の広場は大雨のたびにゴミが大量に堆積してしまいますが、早速ボランティアが掃除をしてくれていました。

Kさん、いつもありがとうございます!

霞川はボランティアに助けられています。




今日のテーマは共感力です。
ノロケるつもりじゃないですが、最近のニカさんは共感力が成長している気がします。

床の雑巾掛けをしていれば「大変な作業だなぁ」と労ってくれるし(手伝ってはくれませんが)、私の体調などをこまめに気遣ってくれます。
「ありがとう」の言葉が多くなったし、料理や後片付けもこれまで以上に積極的に手伝ってくれます。

こういう時はやましい事を誤魔化している疑いがありますが、そのような気配は微塵も見当たりません。

疑問に思い、どうして共感力が高まっているのか聞いてみたら「坐骨神経痛になったから」なんだそうです。

坐骨神経痛持ちになって、他人の大変さを察する事が出来たのか?
もしくはお互いに労わり合いながら暮らす老夫婦の域に入ったと悟ったのか?

全て坐骨神経痛のおかげ…?、とスッキリとは割り切れませんが、一因となっているらしい坐骨神経痛に取り敢えず感謝です。

症状改善のため坐骨神経痛に効くというユーチューブを見てストレッチを始めました。
始めてから10日程になりますが、ストレッチ効果で痛みは改善して、日常生活は問題なく過ごせているようです。

このまま坐骨神経痛が治っても、成長した共感力は衰えませんように!




散歩の途中、ヒヨドリがざわついている、と近付いたらフェンスに納まっているヒナを気遣っているようです。
飛べないのかと心配しましたが、この後ヒナはヨチヨチ羽ばたきながら巣の方に戻って行き、母鳥は安心したように後に続いて行きました。

自然界の基盤、ヒナを守る母鳥の姿を見せてもらいました。


私の母のその後ですが、大腿骨骨折の手術の後の鎮痛剤の副反応でひどい口内炎になり、一時は食事が取れない状態になっていましたが、ようやく改善し、以前の母に戻ってくれました。

怪我からひと月。母の弱音を聞きながら、なだめたり励ましたりの毎日でした。

昼夜を問わない泣き事に辟易しても、電話口では明るく冷静な対応で乗り切った自分を褒めてあげたいです。
母を大人と思って来たのに、いつから親子関係が逆転したんだろう。

とは言え、私が母を守っているつもりでも、母がいてくれる事で私も守られている気もします。
母達がいる間は、歳だからなんて言っていられないプレッシャーと共にですが…。

人間の親子関係は、様々な思惑が込み入って複雑ですわねぇ。

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コメント

  1. アトム より:

    感謝を口にする習慣ほど簡単な夫婦円満の秘訣はないですね。
    口癖にしちゃえばいいのだから楽なもんです。
    でも何で出来ないんだろう?ウチは語尾のあげ足とりが多いなあ。

    親が遠くで見守っているからヒナは保護してはいけない、が基本のようですね。
    3羽保護して育てて放鳥したら、あっという間にカラスの餌食になりました。

    お母さんも気丈な方ですから、堂々と弱音を吐露できる相手は実の娘のヨシコさんしかいないんですよ。お母さんが母親である、家長であるというプライドは大事にしてあげたいですね。
    自分は母親を毎週車椅子から車への移乗で強く抱きしめていたことが財産のような気がしてます。

  2. ヨシコ より:

    >アトムさん
    そうそう、口癖です。心はそんなにこもっていなくても良いの。
    感謝の言葉が言霊になって環境を良くしてくれる気がします。
    ウチの揚げ足取りは、昔やりすぎて卒業しましたわ!(*^^*) 
    アトム家は、揚げ足取りを楽しんでいるんではないですか?^^

    本当はヒナに近づくのも良くなかったのかな。
    雀かと思ったらヒナでした。
    せっかく保護したのにカラスの餌食ですか…。(-_-#) 
    自然界は厳しいですね。

    お母様を亡くされたばかりのアトムさんのお言葉
    胸に響きつつ、噛み締めておきます。

  3. カネゴン より:

    お母様、元気になって良かったね。
    私も母の手を引くようになって、いつの間にか逆転してしまったな…と寂しい気持ちになったけど、今では懐かしい思い出よ。
    ヨシ子ママはまだまだお元気だけど、それでも少しずつできない事が増えてくるから、今を大事にしてあげてね。

    ところでニカさん、股関節柔らかそう❗
    カネゴン家はガチガチだよ。
    草むしりの腰痛もあるけど、歩けるうちにと福島から、明日尾瀬沼まで行く予定なの。
    今、檜枝岐村なの‼️

  4. カネゴン より:

    ヒヨドリは、干し柿も食べてしまうし、可愛くないけど、やっぱり雛は、いとおしいね。
    ちょっと茶々丸の小さい頃を思い出しちゃった。
    元気に育ってほしいね

  5. ヨシコ より:

    >カネゴン
    旅先からありがと〜!
    次の旅はマダム旅だと思ったのに、またお出かけしているの?!
    すごい行動力だね。感心しちゃう。
    福島は、ニカさんの両親の出身地だから、一度行った事があるよ。
    二階堂神社など、もう一度ニカさんのルーツを巡る旅をしてみたいと思うけど、本人にその気無しなのでつまらないわ。
    次の旅行記も、楽しみにしているね〜。

    母はもう直ぐリハビリ病院に転院できそうなの。
    前と同じ生活に戻れるようにもうひと頑張りしてもらわなくちゃ。
    面会に行けない分、毎日の電話でストレス引き受けているよ。v(^-^;).. 

    ヒヨドリはちょっと迷惑だけど、ヒヨドリの親子を見ていたら情が移っちゃったよ。
    自然災害や天敵に負けずに生き延びて欲しいと願う気持ち。
    チビの茶々丸は最高に可愛くって、あれは保護者になるしかなかったね。(*^^*)

  6. 霞川のK より:

    久しぶりにお二人とお会いできて嬉しかったです。翌日の田植え後、有志数名とともに親水エリアのゴミ片付けと草刈りをしました。結構スッキリしてるので、その辺りもご覧いただきながらウォーキングをお楽しみください(^^)

  7. ヨシコ より:

    >霞川のKさん
    いつも、あの川辺の階段に溜まるゴミはどうするんだろうと思っていましたが
    有志の方々が綺麗にしてくださっているとは存じ上げませんでした。
    いつもありがとうございます!
    昨日も散歩で通りましたが、すっかり綺麗になっていてビックリ。
    おかげで地域の住民が気持ち良く過ごせる場所に戻りました。
    ボランティアの方々に感謝です。
    瓦礫にしろ、雑草にしろ、本来は行政でもう少し手を入れて欲しいところですよね。

  8. 直子 より:

    雨の影響はそっちでも結構あったんだね。
    松本は大したことなかったけど、実家のあたりはそれなりみたいだよねぇ。
    私たちの愛した天竜川は何年かに一度は大暴れしないと気が済まないらしい。
    弟から動画が送られてきたけど水嵩はかなり増していたね。
    ニカさん、坐骨神経痛かぁ。
    私も日常生活に差し障りはないけど、座ると尾てい骨の辺りが痛むような‥‥。
    お尻の肉がなくなって来たんじゃないのと言う人もいるが痩せて来てはいないのよ。
    年取るといろんな新しい症状に出会うわ。
    おばさんはまだ入院してリハビリしているのかな。
    回復してきたみたいで良かったね。
    おばさんとよっちゃの母娘関係は昔から私の憧れだよ。

  9. ヨシコ より:

    >ナオチャ
    ウチの近くの霞川は、いつも大雨の時はこんな感じになっちゃうけど
    川の上流の方だから、おかげさまで大きな被害は無いのよ。
    弟が言っていたけど、実家の方は結構被害があったそうだね。
    昔の暴れ天竜川の洪水に比べたら、ずいぶん安全になっていると思うけど。

    ニカさんは坐骨神経痛、私は朝起きた時お尻の梨状筋が痛いのよ。
    同病相憐んでいるのさ。“(*`ε´*)ノ彡☆バンバン!! 
    お互いに不具合は出てくるけど、なんとか折り合いつけてもうひと頑張りだね。

    母は、もう直ぐリハビリ病院に転院するけど、まだ入院は続くみたい。
    でも体調や言葉が元に戻って来たので一安心。
    でも母も年取ったと感じるよ。