障子貼りと芝刈りと迷子

猛暑が和らいだ今週は、雨の合間に障子貼り替えや庭の芝刈りなどの重労働をこなしました。

以前貼り替えた障子紙は、破れないようにと10倍強度紙にしたのですが、破れない代わりに日光で劣化した糊が剥がれやすく、左下角のような感じに剥がれてしまった部分を障子用両面テープで補修してごまかしていました。

それもそろそろ潮時で、ついに重たい腰を上げる時です。

前回までの実践経験を保存してあった、私流の障子張り替えマニュアルです。


刷毛に水を含ませ紙に染み込ませ、少し時間を置いてから剥がすのは効果的。


10枚を順調に貼り替えて、今回はマニュアルに一つ追記しました。
「最後に四隅をホチキスで固定する!」です。
これで剥がれようとしても剥がれられまい!

なるべくラクして貼って、長持ちさせるためのコツの積み重ね。
これが「亀の甲より年の功」というものね。

今回はニカさんが敷居すべりテープ(敷居に貼って滑りを良くする溝の入ったテープ)を全部貼り変えてくれたので、障子がス〜ルスル滑る感触も気持ち良く新鮮です。

毎度おなじみの芝刈り後の事務所です。
今年最後の芝刈りが終わってホッとしています。
また暑い日が戻って来そうですが、もう今年はこれ以上伸びないでね。


連日の重労働のご褒美ランチに出かけ、帰りに川沿いのいつもの猫達にゴハンをあげていた時に近づいて来た女の子と男の子、二人組の一年生。
一緒に猫を見たいのかと思ったら、男の子の方が「ウチに帰る道がわからない…」と涙目です。

道草してて迷っちゃったのかな。
なんとかなるから大丈夫!

「あっちの方向?」「こっち?」と進みながら、無事に帰り道がわかる場所まで送ることができました。

非日常の不安や恐怖を体験しちゃった一年生。
これからも、迷子を恐れず冒険を楽しんで欲しいなぁ。

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コメント

  1. アトム より:

    ウチも2日ほど前に障子張りしましたよ。
    猫対策でプラ障子だったのですが、紙は丈夫だったけど猫が押して両面テープが剥がされ
    カミさんが補修対応しないで何度も開閉したので悲惨にクシャクシャになりました。
    今回は猫の手が届く最下段も木枠内4枚にスチレンボードを切って嵌め込みました。大丈夫かな?

    ところで障子張りの時、木枠から糊の水分を伝って黄色い木アクが障子紙に移りませんか?
    それが嫌でいつも水で丸洗いして影干ししてから貼ってましたが。

    • ヨシコ より:

      >アトムさん
      障子張り替え、面倒ですよね〜。
      かりんちゃん、押しちゃったのね。(*^^*)
      ウチの場合、猫達に一度も破られなかったのはラッキーでした。
      スチレンボードだと、光は通さないけどかなり丈夫でしょう。
      かりんちゃんが、強力に押すのを諦めてくれることを祈ってます。

      障子は洗った方が良いと聞いた事はあります!
      我が家には大小合わせて12枚あるので(2階に6枚)
      庭まで出す気力が湧きません。
      紙を外した後は、簡単にボロタオルで抜いて済ませています。
      外した紙には茶色の線がくっきりです。
      なんせ「楽して」というコンセプトなもので・・(^-^;)..

  2. カネゴン より:

    やっと家の事をやれるような気温になったね。
    障子貼りはヨシコちゃん一人でやったの?
    ウチは二人でやるから、必ずケンカになるのよ。
    それで数年前ふすまの張替えをしたとき、ついでに一緒にやってもらったから、取り合えずは大丈夫だけれど…
    だんだん歳をとると障子貼りも億劫になるから、破らないように注意してるよ。茶々丸もいないしね。

    迷子のお世話、良いね! オスカネの放浪老人より明るくて楽しいかもね。
    でもニカさんとヨシコちゃん2人で良かったよ。
    最近は男の人が子供に声をかけただけで変質者って思われる嫌な時代だからね~

    • ヨシコ より:

      >カネゴン
      カネゴン家もそう!(*^^*) 
      ウチも最初の張り替えの時に不穏な空気になって、
      それ以来分業で障子貼りは私の担当なのよ。
      障子貼りは、結構な重労働。
      体力次第で次はプロに頼んだ方が無難かもね。
      せっかく作ったマニュアルが勿体無い気もするけど…。

      オスカネの老婦人保護もそうだけど、世間にはまんざらでもない善意が当たり前のように有るのよね。
      そう言う世界であって欲しいしね。
      初対面の時、おばさん〜おばあさんは怪しまれないし、労わってももらえるし最強だね。
      逆におじさん〜おじいさんは、怪しい者ではありません!の証明が一手間かかる。
      逆セクハラとも言えて、可哀想だと思うわ。

  3. 直子 より:

    障子の張り替えかぁ。
    昔は何に一度やっていたけど、今はもはやこの前いつ張り替えたのか覚えてないわ。
    もしかしてあれ以来か?という日はあるけどそうだとしたら恐ろしく昔だわ
    それにしてもだいぶ涼しくなってきたよね。
    一気に寒くなりそう。

    迷子の小学生、かわいいね。
    無事に助けてあげられて良かった。
    そういうのってこっちも嬉しくなるよね。
    今朝のニュースで皇后様が大腿骨骨折で手術というのを見ておばさんを思い出したよ。
    順調に回復されているようだね。

    • ヨシコ より:

      >ナオチャ
      ウチもこの前の張り替えは2019年の秋、コロナの直前だった。
      もう5年も経つのよね。早いなぁ。

      今日は、こちらも11月並みの気温だって。
      昨日は蒸し暑かったのに、突然すぎるわ。
      そちらは秋も冬も早いよね。
      もう冬支度が始まる頃かな。

      涙目の小学1年生の男の子、可愛かったよ。
      女の子の方が「泣くなっ」て、頭を叩いたみたいで、
      「頭も叩かれる」って訴えてた。(^-^;)..
      あのくらいの年頃は、女の子の方がずいぶんしっかりしてるのよね。

      母と美智子上皇后は同じ歳。
      同じ時期に大腿骨骨折で「骨折してから手術まではすごく痛いのよ」と同病哀れんでいたわ。
      おかげさまで、母は以前のようには行かないまでも、自力で歩いて暮らせているよ。
      弟からは、まだ出歩くなと釘を刺されているみたい。