母守りと嬉しい再会

今年の1月から、弟は静岡に単身赴任。
弟のお嫁さんが母の世話を良くしてくれていますが、そのお嫁さんがパリへ旅行に行く間の母守りのため、ニカさんと1週間ほど帰省していました。
弟も帰省して週末まで実家で合流です。 

母とは、3ヶ月ぶり。
身体に衰えは感じますが、足腰鍛えるためにハンドル付きステッパーを購入してトレーニングまで始めていたのには驚きで、嬉しいような心配なような…。

出かけるにあたって心配していた天気予報は大寒波。
行きの道中はチラチラ降る程度でしたが、翌朝起きたら一面の雪景色でした。

2月の帰省をなるべく避けたい理由は、雪です。
この度は美しい雪景色もみるみる溶けて、大雪にならなくて幸いでした。


今回の帰省は、母守りの合間に懐かしい人に会うという一大イベントがありました。


帰省の翌日は、コメント欄でもお馴染みのナオチャが一月半ほど自宅でお世話したお母様を送る日と重なることがわかり、5分だけでも会おう!という計画です。

ナオチャと私の実家は、徒歩1分。
年は半年違い(私が上)の幼馴染。
3人の息子さんや4人のおマゴちゃんに恵まれながら、まだまだ現役で頑張っています。
お互い実家から離れてしまい中々会えずにいましたが、30年ぶりくらいの再会が叶いました。

5分だけでもと言いながら、20分くらいは話せたかな。
全然話足りなかったけど、昔のイメージのままのナオチャに会えて良かった。

今度は「今も姫百合だの会」でゆっくり会いたいね。


外でナオチャとの記念写真をニカさんに撮ってもらっているところへ、帰って来たのは甥っ子でした。

再会は3年ぶりくらいになりますが、この3年ですっかり大人になっていました。
ラグビーをやっていたので身体はいかついけど優しい子です。

夕食の後は、母を部屋までエスコートしてくれて母も嬉しそう。
(左下は弟です)

日帰りの予定を一泊に変更し、ゆっくり話に付き合ってくれて、翌日は仕事のため朝5時半には出発したようです。
昔は朝寝坊だったのに…、成長したなぁ。
これも嬉しい再会でした。


その翌日は、高校時代の友人ノリコに実家の近くのレストランで12年ぶりくらいの再会が叶いました。
ノリコは音楽の道に進み、定年まで教師を続け、今は不登校の子どもの教育を受け持っています。

ノリコの性格にピッタリの仕事で、不登校の子ども達も救われていることと思います。

2時間ほどの再会だったけど、ノリコも昔のイメージと少しも変わってない!

三つ子の魂 百まで。
年齢と様々な経験を重ねて人間として成長しても、性格の本質は変わらないものだなぁと改めて感じました。


ノリコと再会した日の母のランチは、ニカさんが用意してくれました。
他にも買い物や力仕事など色々と協力してくれて、感謝しかありません。

こうして書いていると、まるで私が遊んでばかりのようですが、ところがどっこい、再会タイムと温泉と寝る時間以外はコマネズミのように働いておりましたのよ。

買い物と食事の用意。
母の部屋からキッチン・トイレまでピカピカに掃除。
母の冷蔵庫や食品棚の賞味期限切れの食品の整理と補充。
母の入浴介護。
母の手足の爪の手入れ。
母の洗濯一式。
母の下着類の整理整頓。(半分は処分しましたが、それでも私の倍以上は有り)
空いた時間は母の話し相手。etc.

1週間は瞬く間に過ぎ、自宅に帰った時は疲労困憊でした。
しかし母が十分に喜んで満足してくれ、私たちも思い残す事なく親孝行できた貴重な時間は宝物になりました。

イベント期間は終了し、皆が各々の場所に戻り、また普通の日常が始まりました。
毎日の母との電話は続いていますが、近くで過ごしたおかげで顔も声も一層リアルに感じています。

最後に、こちらが私の故郷、天竜川の冬景色です。

次に来るのは、初夏の景色に変わる頃になってしまうかな。

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コメント

  1. カネゴン より:

    お疲れ様でした~
    長野はもっと雪かと思っていたよ、やっぱり飯田は長野県の南なんだね。
    どちらにしても高速道路で雪渋滞にはまらなくて良かったね。

    お母さまは昔のイメージからしたら、大分歳を取られたな…って思うけれど、
    まだまだよ!っていう意志の強さと気力が見て取れるわ。
    認知が入っていないから良いわね。
    ウチなんか古いから捨てるって言うと怒るから、私に頂戴って言って青梅に持って帰って捨てたもんね。

    甥っ子さんはこんなに背が高かったけ? 鴨居に頭ぶつけそうね、ヨシコちゃんが小さく見えるわ。

    昔のお友達とも会えて良かったね。地元のある人は羨ましいよ。
    ナオチャさんもマスク越しながら、優しそうな感じの方ね。お写真拝見できて良かったわ。

    「今も姫百合だの会」って…
    長野に帰ればいつまでもヨシコちゃんたちは姫百合だし、青梅に帰れば何歳になってもマダムだよ。

    • ヨシコ より:

      ただいま〜!
      心配した雪も大した事なくて、皆が無事に元の場所に戻れて一安心。
      青梅に帰って、荷物の片付けして、ブログ書いて、やっと一息つきました。
      母も大腿骨骨折してから急に衰えちゃったけど、自力でできるだけやる!という意思はありがたいわ。

      ウチもそう!
      母が捨てないって言い張るので、私がいくつかもらって来たよ。
      多分捨てる事になりそうだけど、それで丸く収まるなら良いわね。

      甥っ子の身長は190cm近くあるよ。
      おまけに身体を鍛えているから、デカいのよね。
      力仕事に役立ってもらおう。

      ナオチャは、昔からこんな感じの女の子だったよ。
      今は立派な孫を持つおばあちゃんだけど。

      ノリコの妹がナオチャと高校の同級生。
      皆、高校が同じ女子校で、その女子校のシンボルが姫百合だったのさ。
      なので「今も姫百合だの会」で4人のLINEグループ作ったところだよ。

      私もカネゴンと同じように、昔を懐かしむ時期に入ったみたい。(*^^*)

  2. 直子 より:

    よっちゃ、もう帰ってきたんだね。
    早速だけど30年ぶりじゃないと思うよ。
    ニカさんと3人で運動公園の辺りの飲み屋さんで飲んだよね。
    でも10年は軽く経っているなぁ。
    15年くらい前かも。
    しつこいようだがよっちゃは本当に変わらんよ。
    お互いに元気でまた会おうね。
    ノリコさんとも会えて良かったね。

    おばさんのお世話、お疲れ様でした。
    よっちゃのことだから完璧にやり終えてきたことでしょう。
    私は体調不良も手伝いダラダラしております。
    母を生きたまま弟に返せて良かったよ(笑)
    さぞかし喜んでもらえただろうなぁ。

    • ヨシコ より:

      >ナオチャ
      そうそう、カンタでニカさんも一緒に会ったのを覚えているよ。
      ナオチャの家庭の話を聞いた時だよね。
      まだ15年くらいだっけ。
      ずいぶん昔のことのような気がしていたわい。v(^-^;)..

      ノリコは少しぽっちゃりしたけど、雰囲気は変わっていないでしょ。
      さすがにちょっと先生っぽいけど。(*^^*)
      ヨシエちゃんの写真も見せてもらったけど、やっぱりマスクしてても昔の面影があったよ。

      短い時間だからこそできる、ハードな親孝行でした。
      ナオチャは長丁場だったから、それこそ大変だったよね。
      まだ体調が不十分なのね。
      疲れが溜まっているんだと思う。
      お互いやることをやって、後悔はしなくてすみそうだよね。

  3. アトム より:

    お疲れさまでした。
    やはり手をとり爪を切ってあげるようなふれあう時間は大切な宝ですよ。
    お母さんと会うのも、古い友人と会うのも
    思い立ったらすぐ動かないと、あの時会っておけば・・という後悔がある年代だしね。
    カミさんも「古い大事な友人に会いたい」とか言うけど、今電話一本でもして動かないと来年は無いよと脅かします。
    カネゴンさんの大量の衣類を「私に頂戴」と言って持ち帰り処分する手は良いね(^^

    • ヨシコ より:

      >アトムさん
      入浴介護も爪切りも、怖がっていないでやってみればできるものですね。
      プロに比べれば拙くても、母が喜んでくれたので親孝行になったかな。

      今年は、古い友人に会う機会が増えそう。
      お互いに、あの時会っておけば・・・と思いたくない年頃になったのね。
      私たちもまた再会したいですね。

      母親は子どもが欲しいと言えば、何でもくれますから。
      ほんと、それで廃棄できれば皆が平和で結果オーライです。(*^^*)v