水曜日の早朝、実家のお嫁さんから電話があり「母の様子がおかしいが『救急車は呼ぶな』と言われて困っている」とのこと。
以前から「延命処置はいらない。この家で死にたい。」と言っていた母に最期の時が来たかと覚悟しましたが、お嫁さんに責任を託すわけにもいかず、救急車をお願いしました。
搬送先での検査結果は、脳梗塞。
お嫁さんから何度も報告をもらいながらも、駆けつけられないもどかしい1日を過ごした後、翌朝はダメ元でいつもの母との電話の時間に10回コールしてみました。
「さすがにまだ電話は無理か…」と諦めたところに電話が入り、画面に母の名前が表示された時は、目の前の奇跡が夢のように感じられました。
母との電話は以前のように快活は会話できませんが、それでも十分に意思の疎通ができるのはありがたいです。
その分、母の苦しみも伝わって来るのが辛いところです。
水曜日は、私も左目の治療のため目に注射を打つというストレスの1日。
母が入院先で落ち着いてくれているのと、私の目も経過に問題がなく済んだので、土曜日は以前からの計画通り青梅マダム会を我が家にて開催しました。
※青梅市とドイツボッパルト市友好60周年記念ワインラベルデザイン応募のブログ

朝から準備したオードブルやスパニッシュオムレツを囲む青梅マダムと ニカさん。
ニカさんがこの席にいるのは、この後重要なミッションが控えているからです。

マダム達の会話の弾む中、本日のメイン料理はニカさんが作るパルミジャーノ・レッジャーノとキノコのリゾット。
キノコは、マッシュルーム、しめじ、舞茸の3種類です。

会話もお腹も満足満足。
この日のお料理はこんな感じでした。
スパニッシュオムレツには、今が旬の青梅産ノラボウ菜をたっぷり添えています。




メイン料理の後はニカさんは退散し、その後はデザートなど食べながら次はどこかへ旅に行こうと盛り上がるマダム達でした。
母の緊急事態にショックを受け 心の重たい日々ですが、気のおけないマダム達と楽しい時間を持った事は気持ちを前向きにしてくれました。
その後も母の様子に一喜一憂していますが、辛い時は無理しても楽しい事を見つけて行こうと思います。
ナオチャへ:現在はこんな感じです。母も友人等に電話で近況を話しているようです。
コメント
色々大変なところなのに、マダムの会を開催してくれてありがとう!
ニカさんのお料理は(もちろんヨシコちゃんも)やっぱり美味しいね。
いつも家に帰ってから、少しでも真似してみよう…と思ってるんだよ。
さすがに今回は歯が治ってからだけどね。
今回、ボッパルトの赤をたくさん頂いたので、白は飲めなかったけれど、今度味を教えてね。
フルーティだったのかな~?
お母さまの事は、しばらく大変だね。
でもヨシコママだから、きっとすぐに気力で立ち直ると思うよ。
ヨシコちゃんも離れていて、もどかしい思うけれど、介護はベストを求めちゃいけない、ベターで良い、という事だし、毎日の電話で頑張ってるんだから、あとは自分を大事にね。
>カネゴン
こちらこそ、落ち込みがちな気分を盛り上げてくれてありがとね。
ニカさんは、塩味を失敗した!って残念がっているよ。(*^^*)
そんなに凝った料理のおもてなしはできなかった分、今回は気楽だったよ。
気分次第で、また我が家で白ワインの方を飲む会を開いても良いね。
それまでワインがもてば!だけどさ。
母は気力がある分、大変なんだよ。
でもカネゴンのお父様も脳梗塞から頑張って3年も生きられた話をしたら救いになったみたい。
お見舞いもしたいけど、病院では15分しか面会できないそうなので
それより毎日何度か電話で話すことで無理しないで済ませてもらっているところ。
ベターで良いという言葉も救いだよ。
自宅ランチなのに皆マダムらしくお澄まししているのがイイネ。
普段の生活に少し背伸びする刺激が幸福なんだと思います。
お母さん脳梗塞でしたか。
やはり時間との勝負だから無理にでも病院に行けて良かった。
カミさんの百歳の母も「体調悪いけど救急車呼ばないで」状態でカミさんは今日から実家に詰めています。
周囲に見守る人がいるのはありがたいですね。
>アトムさん
マダム達、写真の時だけおすましなんですよ〜!(*^^*)v
他は地のままでおしゃべりです。
奥様のお母様は、以前大きなご病気をされた記憶がありますが100歳とはすごいです。
奥様もご実家で介護中とは、お二人とも大変ですね。
何もできないのがもどかしく、
早く見つけてくれて対処してくれたお嫁さんには、感謝しかありません。