14日午前中はカジュラホ寺院群を散策。
その後また車でジャンシーまで200Kmの旅、 その後シャタブディ.エキスプレスでアグラへ220Km移動。
随分強引な日程なんだけど目は冴えわたり疲れたり退屈する暇はない。
翌日はアグラ城、アクバル大帝のファテプール.シクリの観光客となる。
各観光地では田舎から来ているインド人はやはり私達外人が珍しいのか
大人は遠巻きにジロジロ見るし、子供達なんて私の前に来て
ジ〜ッとこちらを見あげて 私を指差しながら「ママ〜!」なぞと失礼にも親を呼ぶのだ。
「そんなに扁平な顔が珍しいんかいっ!」と怒るのも大人げないので
ニッコリ笑って「ナマステ〜」と挨拶すると、急にその子はヘラヘラ笑ってしまう。
その後その子を親が連れて来て「ナマステ〜」の挨拶を返すように子供に命じるのだ。
どうやら「ナマステ〜」には「ナマステ〜」を返すというルールは絶対らしい。
ジロジロ見てる大人達にも有効で「ナマステ〜」で確実に相手の笑顔と
「ナマステ〜」がもらえる。
これをナマステ攻撃と呼んでいるが効果絶大で成功率100%
水戸黄門の印篭に等しい効果だ。 そのうち一緒に写真を撮ってくれと頼まれたり、
なぜか私達について来る子がいたり??? さすがに若い女の子に「握手してください!」と言われた時は
思わず自分を見失いそうだった。 あなた達の観光は「ナマステ〜」のおかげで倍の時間がかかるネ〜
とアラムに呆れられる。
アラムがいうには『日本人は道路を造ってくれたし地震の時も助けてくれたからインド人はとても好意を持っている。』そうで、『誰もイギリス人となんて写
真撮らないよ。』
とのこと。 インドの文化を荒らして占領したイギリスをインドは決して許していない。
「ナマステ」効果が効くというのは、 歴史の上でインド人に受け入れられているという
ラッキーな側面を欠いてはあり得なかったのだ。
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▲アグラ城にて子供達と
▲女性達と
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